射水市BLOG

平成17年2月25日に合併協定調印式が挙行され、いよいよ新湊市、小杉町、大門町、大島町、下村が合併して射水市になることが決まりました。このブログでは新しく作られる、射水の歴史を刻んでゆきます。

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射水市白人男性殺人死体遺棄事件の波紋



古車販売店密集地区に波紋 治安悪化 住民に不安

  富山県射水市海王町、富山新港・海王岸壁近くの海面で、頭に外傷があり、毛布にくるまれたロシア人とみられる男性の遺体が見つかった殺人・死体遺棄事件は、地域社会にも波紋を広げている。

 市内には外国人向け中古車販売店が密集する地区があり、そこで生活する住民が身近で起きた凶悪事件に不安を募らせる。一方、こうした中古車店を経営する在住外国人は、この地区が「犯罪の温床」と異端視され、すべての外国人が色眼鏡で見られることを案じている。 (出口有紀、榎本真也)

外国人は異端視危ぐ

  外国の貨客船の入港も盛んな富山新港がある射水市。市内では十五年ほど前から、国道8号線沿いを中心に、パキスタン人ら外国人が経営する中古車店が進出し始めた。現在は大江や西高木地区などを中心に約三百店が軒を連ね、主にロシア人が買い付けに来る。

周辺では近年、外国人関連の凶悪事件が増え続けている。この一年間だけでも昨年三月と十一月にロシア人とみられるグルー プが中古車販売店を狙ったり、自転車に乗ったロシア人を路上で襲ったりの強盗事件が発生。

いずれも犯人逮捕に至っていない。これらが未解決の中での今回の 殺人・死体遺棄事件。被害者はロシア西南部のダゲスタン共和国出身とみられ、相次ぐ外国人絡みの犯罪に、周辺住民らの不安は高まっている。

 「殺人と聞いても『またか』という感じ。これだけ事件が起こっていることを“異常”と感じなくなっている状態こそが“異常”だ」。同市大江、会社役員大森利昭さん(59)は治安悪化への危機感をこんな風に表現した。

 大森さんはかねて、中古車店舗として利用されているコンテナは「建築物」に当たるとし、これらを市街化調整区域に無許 可で設置しているのは都市計画法違反と主張。地区住民とこれまでに四度、県へ異議申し立てをしている。今年一月からは署名運動も始め、現在二千百九十五人 分が集まった。しかし県は「コンテナは建築物ではない」と違法性に否定的な姿勢に終始している。

 今回の事件に、大森さんは「今の環境で子どもが健全に育つとは思えない」と深刻視。十七日には大江地区PTAの会合に出向き、子どもたちの安全確保に団結して取り組もうと訴えた。

 PTA役員からは「外国人らしき人がタンクを持ってきて、屋外の水道栓から水を盗んでいった」「子どもの登下校時にナンバーが付いていない中古車が走っていて非常に危険」といった不安の声が続出。大江地区PTAはこの日、大森さんらが進める署名運動への参加を決めた。

 一方で、外国人が関係する数々の事件は、中古車店経営の在住外国人にも動揺を広げている。バングラデシュ出身の男性販 売店員(25)は「こういう事件があってロシア人が来なくなると商売ができなくなる」と商売上のマイナス影響を口にする。来日十年のパキスタン出身の販売 店男性経営者(44)は中古車取引は現金が主で大金を常に持ち歩くことから「車は運転中も必ずロックしている。信号待ちなどでドアを開けられ、お金を奪わ れたくないから」とこわごわ話した。

 別のパキスタン人経営者は絶えない外国人犯罪で「外国人ムラ」が、日本人の地域社会から敬遠、疎外されることを懸念す る。「メディアはこういう事件がある度に十把ひとからげに『外国人』と総称して言う」と憤る。「いろいろな国籍がある中で『外国人の犯罪だ』という単一的 な見方をされるのが一番怖い」と偏見を恐れた。

 住民と外国人経営者が手を組み、地域安全の向上を目指そうという活動もすでにある。中古車店が集積する一帯では昨年、両者が参加した年末警戒パトロールも行われた。それでも犯罪は絶えない。

 大森さんは「県に厳正な法律の適用を求めるのは、法律を守った上で外国人にビジネスをしてほしいから」と、合法社会の 中で治安を回復させたいとの考えを説明。その上で「同じ市内でこれだけ凶悪な事件が起こっているということは、事件になりかねない潜在的な出来事、環境が 数多くあるはず。安全な地域を取り戻すため、県にはしっかり取り組んでほしい」と切実な思いを語っている。


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