射水市BLOG

平成17年2月25日に合併協定調印式が挙行され、いよいよ新湊市、小杉町、大門町、大島町、下村が合併して射水市になることが決まりました。このブログでは新しく作られる、射水の歴史を刻んでゆきます。

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「最後」のイクリ展示 射水平野土地改良区 63年建造、未使用保管 水郷の農業伝える

射水平野土地改良区は21日までに、小杉町三ケの射水平野土地改良会館前に展示してあった川舟「イクリ」が老朽化していたため、このほど見つかった新しい舟に展示し直した。「イクリ」は排水改良を実施する前の水郷地帯だった射水平野の「証」で、理事長の吉田力大島町長は「大事業だった排水改良や先人の労苦、昔の農村生活を振り返ってほしい」としている。

昭和30年代後半まで射水平野は腰まで泥田につかって農作業が行われる湿田で、用水が網の目のように走っていた。苗や肥料、刈り取った稲を運ぶのが「イクリ」で、農作業には欠かせない運搬手段だった。

1999(平成11)年に完成した会館前に展示された初代「イクリ」は、当時まで使われていたもので、展示後も年々老朽化が進んでいた。農作業の形態が変わり、新たな「イクリ」を探すのは無理だとの声が強かったが、新湊市の中瀬造船所の倉庫に1963(昭和38)年建造の未使用の「イクリ」が保管されていることが分かり、譲り受けた。

「イクリ」は全長約10メートル、幅約1.5メートルで、同土地改良区の職員らは「現存する最後の一隻だろう」としている。

「イクリ」は、同土地改良区が管理する射水郷の水神をまつる舟甲山和田川神社(大門町円池)境内の杉材で造った舟小屋で雨をしのげるようにした。昨年の台風23号被害で倒れた大杉を利用したもので、吉田理事長は「永く後世に伝えていきたい」としている。

(2005年5月22日 富山新聞)
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